家庭用太陽光発電設備を20%オフで設置したり、「地域の再エネ電気」などへの切り替えができるキャンペーンが12月1日にスタート
企業向け省エネコンサルティングや補助金を活用した省コスト事業支援を展開する株式会社イーエムエス(新潟市西区)は、地域の脱炭素化推進や地域活性化につながる2つのキャンペーンを12月1日から実施する。
家庭用太陽光発電設備を20%オフで設置できる「太陽光発電共同購入キャンペーン」と、「地域の再エネ電気」などへの切り替えができる「電力切替見積キャンペーンで、同社が参画する「新潟地域脱炭素社会推進パートナーシップ会議」の参加企業との様々な協議のなかから、新潟地域の脱炭素化を推進していくための取り組みの一環として発案された。キャンペーンを通じて、地域の脱炭素化への関心を高めるとともに、具体的な脱炭素化へのアクションを広げていきたいという。
「太陽光発電共同購入キャンペーン」は、実績が豊富な県内企業2社が、太陽光発電などを数量限定で一括して仕入れすることで、スケールメリットを生かし、通常よりも安い費用で設備を購入できるというもの。
設備提供企業とプラン名は、株式会社テクノナガイ(シャープDE100万円プラン)、株式会社パルコミュニケーションズ(電気自動車活躍プラン、自宅で充電安心プラン)。
購入方法は、キャンペーンサイトより、希望のプランを選び、設置に必要な条件などを入力して施工業者へ見積を依頼する。設置のための調査から見積、施工まで一括して対応しているという。
プランの詳細はキャンペーンサイトで見ることができる。
「電力切替見積キャンペーン」は、地元新潟の新電力会社への切り替えを提案する。具体的には、太陽光やバイオマスといった環境に優しい発電方法などで生み出された「地元の電力」や地域の活性化につながる電力プランなど紹介する。
切り替えは、簡単な手続きで完了し、特別な工事は必要ない。また今までと同じ電線から供給されるため、切り替え時に停電することもない。
提供企業は、越後天然ガス株式会社(個人向け、法人向け)、新潟市も株主となっている新潟スワンエナジー株式会社(再エネ100+プラン@にいがたなど)。
キャンペーンサイトの個人・法人それぞれの見積依頼フォームから、現在の電力契約情報などを記入すると、各電力会社への見積依頼が完了する。後日、各電力会社より、切り替えた場合の見積額が提示される。切り替えを希望する場合は、引き続き手続き方法などを案内する。
なお、キャンペーン運営事務局については、「新潟地域脱炭素社会推進パートナーシップ会議」メンバーで、「新潟地域脱炭素経営支援プラットフォーム」を運営する一般社団法人環境省エネ推進研究所(新潟市西区、電話025—263—0100)が行う。