無料で米5キロを宅配する「にいがたお米プロジェクト」の出発式が新潟市中央区で開催

出発式では、米を届けるボランティアへ委嘱状を授与。エリアの拡大に伴い、ボランティアは新たに9名増えた

児童扶養手当を受給する市内のひとり親家庭などに毎月、無料で米5キロを宅配する「にいがたお米プロジェクト2019」の出発式が新潟市中央区の複合施設・NEXT21で行われた。

「にいがたお米プロジェクト」は2年目となるプロジェクト。昨年は、11月からモデル的に東区の100世帯を対象に、毎月1回5キロの米(や菓子など)を、14名のボランティアが直接手渡しで届けた。

にいがたお米プロジェクトの二瓶千代喜会長は、昨年11月18日に開催した出発式で、「この取り組みが新潟市全体に広がっていくことを願う」と話していたが、2年目となる今年はエリアを中央区に拡大した。東区と中央区の120世帯に米を届けていくという。また利用者へのアンケート調査(回答54名)を行った結果、米に加えて菓子、野菜、レトルト食品があると助かるという声があったことから、「前回以上に米以外の食品を届けていきたいと考えている」(二瓶会長)。

にいがたお米プロジェクトの二瓶千代喜会長

なおアンケート調査では、このプロジェクトに「大変満足」「満足」と回答した割合は80%、ボランティアについては「大変素晴らしい」「素晴らしい」と回答した割合は96%だった。

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新潟市東区で「にいがたお米プロジェクト」の出発式(2018年11月18日)
https://www.niikei.jp/4763/

NPO法人フードバンク新潟の高見優理事長からボランティアへ米の受け渡し

挨拶 新潟市中央区の渡辺東一区長挨拶

サポート団体挨拶 NPO法人フードバンク新潟の高見優理事長

サポート団体挨拶 新潟地区労働者福祉協議会 川崎晃事務局長

サポート団体挨拶 ニイガタ生活協同組合 本図良雄専務理事

サポート団体挨拶 新潟市母子福祉連合会 菊地千以会長

サポート団体挨拶 新潟労働金庫 中澤誠本店営業部長。中澤部長は、今年ボランティアとしても活動するという

ボランティア代表による決意表明。「お米を届けるだけでなく、親には子育てを応援しているというメッセージ、子どもには成長を見守っているというメッセージを伝えていきたい」などと語っていた。

 

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