新潟を元気にする会「PONSHU-NIGHT」(ポンシュナイト)が開催
日本酒×DJ×異業種交流で〝発火点〟探る
異業種交流イベント「第1回PONSHU-NIGHT」が15日、新潟市中央区のホテルイタリア軒で、開催された。企画・主催は異業種交流会「新潟を元気にする会」。 主催者を代表して株式会社ピーエイの加藤博敏代表取締役社長が開会の挨拶。
加藤社長は、「仕事の約束は違えても、酒の席でした約束は守らなくてはいけない(笑)。歴史は夜つくられると言われますが、参加者の間で交流を深めて、新潟を元気にする発火点になっていただきたい」と語っていた。加藤社長のコメントに期待が込められている通り、参加者の中にはベンチャー起業家、仕掛人として活躍中の面々も多く〝発火点〟となる期待感は高まる。
続いて演台に立ったのはハードオフコーポレーションの山本義政社長。山本社長は「新潟島から起こす地元経済活性」をテーマにトークを展開した。
近年は古町エリアの沈滞から「新潟島」の勢いがそがれていると言われるが、「このエリアだけで5万7000人の人口を有し、しかも第四銀行本店やメガバンクの支店、大手証券会社の支店をはじめ上場企業の出張所などが集約され、可処分所得の高い層で支えられた地域性である。質の高い消費地として非常に高いポテンシャルを感じている」として、今年1月に新潟初進出した「俺のイタリアン」を西堀の三越前に開いた理由を説明した。そしてダーウィンの進化論を例にあげ「種として生き残るのは決して強いもの、大きいものではなく、変化に対応できるもの」だと力説した。
その後、篠田昭新潟市長の乾杯発声で交流がスタート。このイベントを協賛した菊水酒造、今代司酒造、石本酒造、DHC酒造、麒麟山酒造、越後酒造場などがブースを用意し、自慢の銘柄を提供した。また交流会スタート同時に場を盛り上げたのは、ソウルソウサーとしてグローバルに活躍する箭内健一氏。まるでクラブイベントという盛り上がりの中、日本酒を片手に名刺交換をする姿が数多く見られた。