東京オリ・パラに向けたビッグイベント「きものの祭典in十日町」が23日に開催
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、日本の伝統美である着物をPRするイベント「きものの祭典in十日町」が23日、越後妻有文化ホール「段十ろう」で開催される。
祭典は3部構成。第一部「年代を問わずに楽しむ『きもの』」では、天皇陛下御即位で話題になった十二単などが登場する。第二部「十日町産のきものステージ」では地元高校生によるきものショーが行われる。
第三部「KIMONOプロジェクト~世界はきっと、ひとつになれる~」では、(一社)イマジンワールドが全国のきもの産地と連携し、東京オリ・パラに出場する213国・地域それぞれを表現したきものを制作している「KIMONOプロジェクト」のきものショーが行われる。
KIMONOプロジェクトは2020年を目指し、文化・歴史・自然をテーマに描いた各国のオリジナルKIMONO(振袖・帯)を制作するプロジェクト。全国約20のきもの産地がきものや帯などの制作に参加するAll JAPANの取り組みで、新潟では十日町(十日町友禅)がクロアチア、イエメン、クウェート、小千谷(小千谷縮)がサモアのきもの制作を担当している。
第3部には十日町、小千谷で制作した、きものなど約20か国のきものが登場するほか、26か国のきものが展示されるという。