新潟県がオミクロン株に対する監視体制強化のため、スクリーニング検査を拡充
新潟県医療調整本部は8日、新型コロナウイルス感染症のオミクロン株に対する監視体制を早急に整備する必要があるとして、2日付の厚生労働省からの通知に基づき、L452R(いわゆるデルタ株)変異スクリーニング検査を拡充して実施すると発表した。
まず、スクリーニング検査において陰性を確認することにより、デルタ株でないと判明する。次に、他の株の可能性が残る中から、4日から1週間をかけてゲノム解析を実施し、オミクロン株を発見できるとしている。ゲノム解析は時間がかかるため、早く結果が分かるスクリーニング検査との2段階で検査を行う。
なお、オミクロン株の感染者は新潟県内ではまだ確認されていないが、日本国内では4例目が確認されている。