大光銀行が、たいこう「SDGs私募債」を受託
西村商店および株式会社MORIが発行。寄付先は新潟県社協
大光銀行は25日、有限会社西村商店および株式会社MORIが発行する、たいこう「SDGs私募債」を受託し、手数料の一部を金泉寄付したと、発表した。
たいこう「SDGs私募債」は、企業が私募債を発行した際に、同行が受け取る手数料の一部を、同行の営業エリア内にある市町村、社会福祉協議会、教育機関のうち指定してもらったいずれかに同行名義で寄付(金銭または物品寄贈)する商品の総称。
寄付先によって、名称が異なり、市町村に寄付する場合は、SDGs私募債「ふるさと創生私募債」、社会福祉協議会に寄付する場合は、SDGs私募債「希望のかけ橋」、教育機関に寄付する場合は、SDGs私募債「もっと笑顔に」という名称になる。
有限会社西村商店(新潟市西区、西村浩夫代表取締役)は、食肉卸売を手掛ける。昭和53年に食肉卸業として個人創業し、昭和59年に法人設立。豚肉を中心に各種小売店に販売している。平成30年に加工工場を新設し生産能力を向上。食に対する安全性が厳しくなる中、最新の生産管理システムを導入し、衛生面の管理も徹底しているという。今回、SDGs私募債「希望のかけ橋」を発行した。
発行商品/SDGs私募債「希望のかけ橋」
発行額/3000万円
発行日/10月10日。
寄付先/新潟県社会福祉協議会
寄付目的/児童養護施設・乳児院への支援
発行企業の概要
株式会社MORI(阿賀野市、森篤郁代表取締役)は昭和35年に設立で、油圧バルブ・空圧バルブ・シリンダーの製造などを行っている。設計から加工・組立・性能検査まで一貫した生産体制を確立しており、高精度の加工技術と経験に培われたノウハウをもとに、たとえ小さなパーツでも、ハイレベルの品質を提供しているという。今回、SDGs私募債「希望のかけ橋」を発行した。
発行商品/SDGs私募債「希望のかけ橋」
発行額/5000万円
発行日/10月25日
寄付先/新潟県社会福祉協議会
寄付目的/生活困窮世帯の児童への学習・就学支援