野崎製作所(三条市)がユニークな動きと癒しの音を奏でる「GRAVIMORPH(グラビモルフ)」を発売

遊び心のある「ものづくり技術」を世界へ発信

ものづくりのまち燕三条地域で農業機械や建築金物などを製造する株式会社野崎製作所(三条市)は12月10日、ユニークな動きと心地よい音を奏でる逸品「GRAVIMORPH(グラビモルフ)」を発売する。グラビモルフとは、GRAVITATION(重力)とMORPHOLOGY(形態学)という2つの言葉を合わせた造語で、「重力によって動く造形」の意味。忙しい現代人にひとときの癒しを届ける。

 

【SPINDLE(スピンドル)】
傾斜のある土台を紡錘の形をしたモノが転がる際に、両側の壁に交互にゆっくりとぶつかりながらカランカランと心地よい音を奏でる。

 

【WOBBLY(ワブリィ)】
そろばんの珠に2本の手をつけることで、やわらかくゆらゆら揺れる動きを表現。

 

これまで野崎製作所は企業向け製品を製造してきたが、新たな時代に挑戦しようと、重力によって動く造形の研究を行う愛知教育大学の樋口一成教授と共同で、一般消費者向けの商品を開発した。高度な加工技術とユニークな発想が掛け合わさったグラビモルフは、今年8月にアメリカ・ニューヨークで開催された見本市NY NOW summer 2019で「destination:new」賞を受賞している。

ターゲット層は30代から50代の男性。同社の野崎翔太郎専務取締役は、「仕事や家庭などで毎日が忙しい方に、お酒でも飲みながらグラビモルフとリラックスの時間を楽しんでほしい」と話す。今後は毎年新作をリリースし、30種類ほどに増やす予定という。

販売価格はどちらも1個20万円(税別)。発売に先立ち、12月2日から日本経済新聞社の「未来ショッピング」で先行販売が開始される。1種類につき20個程度を予定。10日からはネット通販アレックスで販売する。問い合わせは野崎製作所(0256−32−3667)。

グラビモルフ ブランドサイト
https://ja.gravimorph.com/

未来ショッピングサイト
https://shopping.nikkei.co.jp/

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