国道460号小合バイパス開通促進協議会(新潟市秋葉区)が「早期開通促進に関する要望書」を中原市長に提出
新潟市秋葉区の国道460号小合バイパス開通促進協議会のメンバーは25日、新潟市役所を訪問し、「バイパスの早期開通促進に関する要望書」を中原八一市長に提出した。
国道460号は、新発田市を起点とし阿賀野市を通り、新潟市西蒲区五カ浜に至る外環状道路の機能を持つ道路。随所でバイパス工事が進められていて、秋葉区においては、旧新津市 市街地の北側を迂回する「新津東バイパス」が全線開通しているほか、南区白根地区から秋葉区小合地区に至る「臼井バイパス」も開通している。しかし、その間の「小合バイパス」はいまだ着工の計画はなく、15年ほど前から毎年、新潟市長に要望書の提出を行っている。
今回は、「調査費の予算計上」「道の駅・花夢里にいつ前の交差点などの拡幅工事」の2点について要望した。このうち、調査費の予算計上については、小合バイパスの周辺で、大規模な県営圃場整備が計画(令和7年度から事業着手を計画、受益面積422ha、関係者642人)されていることから、圃場整備が進捗するためにも、調査費を計上し早期にルートを決めてほしいということで要望した。
中原市長は、「地元にとって大切なバイパスであると認識しているが、圃場の整備があるということで、整備事業との関係性を整理していくことが必要」との認識を示した。また、地元から403号線の4車線化など複数の要望があるほか、現在進めている中央環状線の整備、小須戸橋の架け替えなどもあることから、こうした事業との関係も整理する必要があるとした。
なお圃場整備との関係については、今後、新津郷土地改良区、県と3者協議して課題など整理していくという。