一般社団法人新潟県ハイヤー・タクシー協会が冬期の路面状況データ収集に協力

一般社団法人新潟県ハイヤー・タクシー協会は9日、国立研究開発法人防災科学技術研究所雪氷防災研究センターに対し、連携3年目となる今冬期の路面状況データ収集に協力すると発表した。

データ協力は、同研究所が開発中の冬期道路路面予測モデルの検証を行うために、新潟市内のタクシー協力会員事業者(15社553台)がタクシー営業の傍ら、凍結などが発生しやすい新潟市内8カ所の路面状況を走行した際にチェックし、得られたデータを防災科学技術研究所に提供するというもの。

より正確な路面状況の確認のためには、目視や運転時の感触から得られた情報が必須であるとの同研究所からの協力依頼により実施することとなった。同協会は、日ごろ道路を運転しているタクシー業界にとっても意義のあることと受け止め、連携するとしている。

新潟市8カ所の具体的な場所は、主要地方道新潟村松三川線(新潟市北区松浜3丁目)、下山一日市線(同市東区一日市)、弁天線(同市中央区弁天橋通1丁目)、一般県道水原亀田線横雲橋(同市江南区横越)、一般国道403号線小阿賀野橋(同市秋葉区車場から江南区割野)、一般国道460号(同市南区白根水道町)、市道曽和インター信濃町線1号(同市西区浦山2丁目)、主要地方道新潟五泉間瀬線(同市西蒲区間瀬の間瀬峠)。

同協会は、新潟市との提携のもとで路面温度予測システムの開発を行っている雪氷防災研究センターと令和元年12月に覚書を取り交わしており、このシステムを使用することにより、融雪剤の散布、除雪機の投入などが適切になされ、交通事故防止や日常生活の利便性に貢献できるとしている。

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