新潟市中央区親松の住宅街に現れたサンドイッチ専門店「PARENT PINE’S THE BEST SHOP」

看板メニューの「ザ・キューバサンド」。具材の豚肉はシトラスマリネに漬け込み一晩寝かせてじっくりとロースト。クセになるスパイスが、旨みの凝縮されたジューシーな肉の味を引き立てる。

美味しいと楽しいを発信する拠点

今年9月、新潟市中央区親松にある閑静な住宅街の一角に、ログハウスのようなおしゃれな外観の「PARENT PINE’S THE BEST SHOP」がオープンした。

その店は、新潟ではめずらしいサンドイッチの専門店。肉やチーズをたっぷりと挟んだホットサンドのほか、グリルステーキ、カレー、コーヒーなど、全ての商品がテイクアウトできる。サンドイッチ専門店というだけあり、パンには並々ならぬこだわりが。県内のパン屋を何軒も食べ歩き、県外からも取り寄せるなど、納得のいくものを見つけるまでに3ヶ月かけたという。こうして出会った岩手県のカンパーニュ専門店から取り寄せるパンは、ホットサンドに使用することで外はサックリ中はもっちりと絶妙な食感に仕上がる。

オーナーの生駒浩之さん。19歳で飲食業界に入り20年。酒について学び7年にわたって調理の経験を積んだ後、兄とともに「新潟生駒」、「大衆焼肉V」を経営。これまでに培った技術や知識、コネクションを生かして、自分にしかできないことをしようと独立を決意した。

「PARENT PINE’S THE BEST SHOP」オーナー・生駒浩之さんの座右の銘は「一心一品」。まごころを込めて納得のいくものを提供したいとの想いが込められている。出勤前にコーヒーを飲んだり、友人とランチを楽しんだりなど、利用の仕方はそれぞれだが、「店に来てくれるお客さんの1日の1コマになれば」と明るい笑顔で話す。

店内はカリフォルニアンテイストが取り入れられ、カリフォルニアのサーファーが手がける雑貨類も並んでいる。旅先で現地のカルチャーに刺激を受けたことから、“食事を楽しみながら服や雑貨を選べるような移動販売の店”がコンセプト。近々、自主製造する衣料品も店で販売するという。

「常に美味しいと楽しいを発信できる拠点にしたい」と生駒さん。メニューもスタイルもどんどん進化させていくとのこと。今後は、アパレル展開やイベントの開催など、幅広く活躍の場を広げていく。

【PARENT PINE’S THE BEST SHOP】
住所/新潟市親松81−6
営業時間/平日9:00〜19:00
土日祝日9:00〜21:00
定休日/月曜(祝日の場合は翌日)
席数/40席

3種類のチーズを溢れるほどにたっぷりと挟んだ「ザ・チーズサンド」と、こだわりのコーヒー。

2階は座敷になっているのでパーティーなどでの利用も可能。テラス席にあるジャグジーは子供たちに大人気。

【PARENT PINE’S THE BEST SHOP】

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