新潟県内9つの信用金庫が主催する「新潟県しんきん個別商談会」が開催

株式会社クーネルワークと商談をする、パティスリール・デパーの岡田崇氏(右)

新潟県外からの大手バイヤーも多数参加

27日、燕三条地場産業振興センターにて、新潟県しんきん個別商談会が開催された。

新潟県内の9つの信用金庫が主催したこの商談会は、各信用金庫が食品や雑貨を取り扱う取引先企業の、販路拡大などを応援する目的で行われたもの。小売や通信販売などを行うバイヤー企業と商談したい企業が、予め信用金庫を通じて参加を申込み、その中からバイヤー企業が商談を希望する旨の返事を受けていた約50社が参加した。

1回の商談は、25分。商談を希望する企業はそれぞれ、商品やパンフレット等を用いて自社の説明をし、またバイヤー企業のニーズや求められる仕様について聞いたりしていた。

なお商談会は、参加企業とバイヤー企業の今後の取引を確約するものではなく、今後のビジネスチャンスにつながる可能性のある「顔合わせ」の位置づけ。しかし商談会には、東京に本社を置く大手バイヤー企業も複数参加しており、新潟県内のみでの企業活動ではなかなかつながることができないバイヤー企業を相手とするビジネスチャンスを創出する狙いが、商談会にはある。

新潟信用金庫を通じて参加した、パティスリール・デパー(新潟市中央区)の岡田氏は、「自分たちが作るケーキの味は、東京などで知られているお店にも負けない自信がある。でも地域的な制限からなかなか食べたくても食べられないお客さまもいるので、そうした方々にもケーキを届ける機会をつくっていきたい」と話していた。

商談会場の景色

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