新潟県を挙げて天皇陛下の即位を祝う「天皇陛下御即位新潟県奉祝式典」が開催
「本式典の開催をよすがとして、新潟県民としてこの度の御大礼をお祝い申し上げたい」(開催要項から抜粋)
28日、「天皇陛下御即位新潟県奉祝式典」が、ANAクラウンプラザホテルにて開催された。主催は、花角知事を名誉会長、新潟県商工会議所連合会会頭・福田勝之氏を会長とし、各業界や企業の代表者で構成された天皇陛下御即位新潟県奉祝委員会。
式典は、5月1日の「剣璽等承継の儀」によって第126代天皇に即位し、その後も「即位後朝見の儀」「即位礼正殿の儀」「大嘗祭」といった一連の即位に伴う儀式を終えた天皇陛下の即位を、改めて新潟県を挙げて祝う機会として行われたもの。
二部構成となる式典の第一部、奉祝式典では、初めに14分間の天皇陛下御即位記念映画が流された後、参加者全員で国歌を斉唱した。
その後、主催者を代表する福田氏の式辞(新潟県商工会議所連合会会長・早川吉秀氏の代読)、花角知事以下4名の式辞と続き、最後に聖寿萬歳を行い、閉式となった。
祝辞を述べた花角知事は、その中で、「私としましては、国民の幸せと、世界の平和を常に願い、国民に寄り添ってくださる天皇陛下の御心にお応えできるよう、住んで良し、訪れて良しの新潟県に向けて、全力で取り組んで参る所存であります」と述べた。
第二部は、皇學館大學教授・松浦光修氏による「御代がわり―皇室と国民の絆―」と題する記念講演が行われた。