大地の芸術祭実行委員会事務局がロシアの前衛芸術家、イリヤ&エミリア・カバコフ夫妻の「手をたずさえる塔」の公開日を発表
新潟県十日町市役所内に本部がある大地の芸術祭実行委員会事務局は13日、十日町市松代地区のまつだい「農舞台」フィールドミュージアム内に完成した大地の芸術祭の新作で、ロシアの前衛芸術家のイリヤ&エミリア・カバコフ夫妻製作の「手をたずさえる塔」の公開日が決定したと発表した。
公開日は11日から26日までの土曜、日曜日で、降雪で道が危険になった場合は以降公開中止となる。また、来年1月29日から3月6日の土曜、日曜日、祝日も公開する。
公開時間は10時から16時で、冬季は降雪のためライトアップはない。料金は一般500円、小中学生200円で、まつだい「農舞台」でチケットを購入する。
なお、『大地の芸術祭』の里 越後妻有2022冬のプログラムについては、20日の十日町市長定例記者会見で発表するとしている。
イリヤ&エミリア・カバコフ夫妻による「手をたずさえる塔」は、平和や対話、共生を象徴する小さな塔で、夜になると天井に据えられたモニュメントが6色の光を放つ。内部には絵画などが飾られており、小さな美術館のようになっている。
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