新潟県議会拉致議連の街頭啓発活動に花角英世知事が参加、「政府の取り組みを後押しするのは県民のみなさんの声。声を上げ続けてもらいたい」
北朝鮮に拉致された国民の救出を支援する新潟県議会議員の会(県議会拉致議連)は15日、新潟駅前で拉致問題の街頭啓発活動を行った。北朝鮮人権侵害問題啓発週間(10日から16日まで)に合わせて実施されたもので、新潟県の花角英世知事が参加し、拉致問題解決に向けての呼び掛けを行った。
17時過ぎの小雨が降る新潟駅前で、街宣車にの上に立ち、マイクを握った花角知事は「県民のみなさんに拉致問題に対して関心をもってもらいたい。岸田総理は就任以来、自らの手で拉致問題を必ず解決させると言っている。政府の取り組みを後押しするのは、県民のみなさんの声。声を上げ続けてもらいたい」と訴えた。
続いて2022年の参議院議員選挙に立候補を予定している小林一大県議がマイクを持ち、「拉致問題は絶対に、近いうちに、必ず解決しなければならない。県民の皆さんには、北朝鮮で大変な思いをしている人がいること、そして被害者の家族も苦しんでいる事を心の底で思っていただきたい」と訴えた。
県議会拉致議連会長の柄沢正三県議や、県議会拉致議連副会長の澤野修県議らもマイクを握り道ゆく人々に訴えたほか、拉致問題の「啓発チラシ」の配布も行われた。