新潟県の総人口(国勢調査)は、戦後最少となった前回の平成27年に比べ10万2,992人減少の220万1,272人
新潟県は15日、「令和2年国勢調査 新潟県の人口及び世帯数の確定値(令和2年10月1日現在)」を公表した。
これは、今年11月30日に総務省統計局が公表した「令和2年国勢調査」の人口等基本集計結果から新潟県の概要をとりまとめたもの。
それによると、新潟県の総人口は220万1,272人で、戦後最少となった前回の平成27年に比べ10万2,992人、4.5%減少した。また平成7年の248万8,364人をピークに、平成12年調査から5回連続で減少となった。
減少数も、前回の7万186人を上回り、過去最多となった。
全国人口は1億2,614万6,099人で、新潟県は前回調査と同じ15位だった。
一方、市町村別の人口では、新潟市が最も多く、78万9,275人(県人口の35.9%)、次いで長岡市26万6,936人(同12.1%)、上越市18万8,047人(同8.5%)の順で、最も少なかったのは粟島浦村の353人(同0.02%)だった。
前回に比べ、人口が増加したのは、聖籠町(219人増)のみだった。
年代別の比率では65歳以上人口が32.8%(前回比3.0ポイント上昇)と過去最高となったほか、15歳未満人口は11.3%(同0.7ポイント低下)で過去最低となった。
15歳以上人口の未婚率は、前回に比べ男女とも上昇し、男性32.0%(前回比1.2ポイント上昇)、女性20.8%(同0.4ポイント上昇)となった。
このほか、世帯数は86万2,796世帯(前回比1万6,311世帯増)と過去最多となり、1世帯あたりの人員は2.48人と過去最少となった。また65歳以上人口のうち単独世帯の人口が、前回比19.9%増の9万8,746人となり、65歳以上人口のおよそ8人に1人が一人暮らしとなった。
なお、集計結果は、インターネットでも覧ることができる。
にいがた県統計ボックス
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/tokei/
全国結果(総務省統計局ホームページ)
https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka.html