川内自動車(新潟市秋葉区)の「バッカちゃん」が自動車安全運転センターの広報大使に任命

任命所が手渡されるバッカちゃん

「越後時に安全運転をつくろう!SD大使」と題する任命式

自動車安全運転センターが推進するSD(SAFE DRIVER)の広報大使に、軽自動車販売店「ケイバッカ」のイメージキャラクター「バッカちゃん」が任命され、6日、その任命式が行われた。同センターの広報大使任命は、全国初。

「ケイバッカ」は、株式会社川内自動車(新潟市秋葉区)が下越を中心に展開する、軽自動車専門の中古車販売店。同社はこれまでにも幅広い分野で社会貢献活動(CSR活動)に取り組んでおり、その一環として今回は自動車安全運転センターの目的である「交通事故の防止と運転者の利便性の増進」の趣旨に賛同。「ケイバッカ」のイメージキャラクターであるバッカちゃんを通じて、広く新潟県内で安全運転を呼び掛ける活動を行う。

任命式で、バッカちゃんに代わって挨拶した川内自動車の川内忠・代表取締役社長は、「SD大使に任命された以上は、全社を挙げて交通安全運動に取り組んでいきたいと考えています」と述べた。

バッカちゃんは今後、川内自動車や機関・団体等が主催する各種イベントに参加し、安全運転やSDカード取得の呼びかけ等を行っていく。SDカードは、1年以上事故・違反等の記録のない人が取得できる、安全運転者の証。無事故無違反の年数別に5種類のカードがあり、全国約24,000の店舗で割引やサービスを受けられる特典もある。

自動車安全運転センター新潟事務所の記録では、新潟県内では平成30年度に、86,370枚のSDカードを発行した(免許保有人口の約5.5%にあたる)。しかし同事務所の栗原良光所長は、「まだSDカードは存在を知らない人も多く、バッカちゃんによる広報活動を通じて、SDカードの普及による県内の安全運転推進を図っていきたい」と述べていた。

川内社長(左)、バッカちゃん(中)、栗原所長(右)

SDカード優遇店には、店舗にステッカーが貼られている

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