長岡工業高等専門学校(新潟県長岡市)が国際寮「悠和寮(ゆうわりょう)」の落成式と内覧会を開催
長岡工業高等専門学校(新潟県長岡市、長岡高専)は15日、国際寮「悠和寮(ゆうわりょう)」の落成式と内覧会を開催した。
寮は、鉄筋コンクリート造3階建で、面積は1,510平方メートル。定員は68名。近年多発する自然災害にも耐えられる堅固な構造となっているほか、時代の変化に応じた間取りの変更などの改修にフレキシブルに対応可能な造りとなっている。
1階から3階の寮室は全室個室化された6人から7人単位で入居するユニット型。ユニットには部屋を配置(6〜7室/ユニット)しているほか、交流スペース、トイレ、洗面、洗濯、キッチン、シャワーブースがあり、留学生と日本人学生の国際交流が図れるよう設計されている(男子と女子のユニットは別)。
また、1階にラーニングスペースを配置したほか、寮食堂への渡り廊下に雁木を設置。ラーニングスペースは国際寮入居者だけでなく、高志寮、清花寮の既存寮の寮生も使用でき、全学の共通スペースとしての学習スペースなどとして活用できる。
このほか、1階には、キッチンスペース、ランドリースペースを確保しており、キッチンは宗教および多様な食文化への対応が可能になるよう整備している。
なお長岡高専の留学生在籍状況については、マレーシア(4名)、 ベトナム(1人)、モンゴル(3人)、タイ(10人)、中国(1人)、インドネシア(1人)、カンボジア(1人)、ルワンダ(1人)の計22人となっている。