合同会社N-Force(新潟市中央区)が大切な人と過ごす至高のひとときを演出するハイブリッドなSAKE「Cigale d’hiver(シガル・ディヴェール)~冬の蝉~」の販売を開始
合同会社N-Force(新潟市中央区)が、純米酒「Cigale d’hiver(シガル・ディヴェール)~冬の蝉~」の販売を始めた。
N-Forceは2020年4月に創業。会社名のNは新潟の頭文字で、「新潟の力」という意味。「新潟の自然」をキーワードに、上質で特別な大人の楽しみを企画・提供する企業だ。自宅でホップを育てビールを作り、仲間たちとその過程を楽しむプロジェクト「うちでのビール」や、自社で育てた県産ブランド米・新之助を大学生に配布し支援する「NN新潟応援プロジェクト」など、創業以来着々と活動の輪を拡げている。
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代表を務める須田和行氏は、同社CEOのほか新潟バーベキュー協会会長、さらには釜飯宅配&出張バーベキューや落語会を自主開催するなど、さまざまな顔を持ち、交友関係も実に幅広い。新潟では「パンチョ須田」の名で親しまれている、ちょっとした有名人だ。
須田代表の活動は、すべて大人の「上質で特別な楽しみ」につながっている。そんな須田氏が販売する日本酒とはどんなものなのか、話を聞いた。
「新潟県の人ならデンカビッグスワンスタジアムはご存じかと思いますが、そのデンカ株式会社さんと以前から親しくさせていただいています。『うちでのビール』のホップも、デンカさんの農業資材を使って育てているんですよ。そんなご縁から、デンカさんが関わっている佐渡市の棚田で特別栽培米コシヒカリを育てたんです。そのままで十分美味しく素晴らしいお米なのですが、ただ食べるだけじゃ楽しくないなと遊び心が騒いだのが、日本酒を開発したきっかけです」(須田代表)。
ハイブリッドなSAKE(酒)をテーマに、佐渡の棚田で収穫した特別栽培米をワイン酵母で無加水・低温熟成した純米酒。そんな須田代表のイメージを形にしたのは塩川酒造(新潟市西区)。伝統の酒に加え、「COWBOY」「FISHERMAN」といった海外でも人気の銘柄を手掛ける先進的な酒蔵だ。
通常、高級な酒といえば精米歩合が低く、米の中心部分のみ使用するものが多い。ところが須田代表は、精米歩合90%とほぼ米そのままの状態での醸造にこだわった。米本来のうま味を残しつつ、アロマ香を向上させる特徴を持つハイブリッドワイン酵母「Fusion(フュージョン)」を使用し、無加水で1年間低温熟成するという非常に珍しい製法は、日本酒造りにおいて非常識ともいえる挑戦だったが、そこを妥協せずにコンセプトを守ったのが、須田代表の遊び心だったのかもしれない。
ワインボトルを思わせるデザインにもこだわった。商品名については、「フランスで幸せの象徴と言われている蝉が、皆様に幸せなひとときをお届けしますという思いで名付けました。また、冬に蝉!?というところから、日本酒王国新潟のトリックスター的な存在になるようにという願いを込めています。」と須田代表。さらに、気づいた人がふっと微笑んでしまう仕掛けもある。「蝉が飛んでいる動線を点で表現しましたが、実はこれ、新潟県の海岸線と同じ曲線で描かれているんですよ。グラスを傾けながらこんな会話も楽しんでいただけたら」。
ワイン酵母、低温熟成、無加水、精米歩合90%……日本酒党ならずとも、この酒の味わいが非常に気になるところだ。
まず特筆すべきは香り。ぜひワイングラスに注いで、ワイン酵母が織りなす芳醇で豊かな香りを楽しんでみてほしい。意外なのは、軽い飲み口の後に来るガツンと来る飲みごたえ。精米歩合90%なのに、雑味を一切感じないところにも丁寧な醸造技術を感じることができる。
相性のいい料理も日本酒のイメージを覆す。「素材を生かした和食はもちろんですが、鴨のローストやトリュフ、天然鮎の塩焼きうるか(鮎の塩辛)添え、ネギの牡蠣味噌といった濃厚な味わいの料理、さらにガトーショコラなどのスイーツも相性抜群です。さまざまな料理とのマリアージュをお楽しみいただければと思っています」(須田代表)。さらに、飲みごたえのある酒でありながらソーダで割ってシャンパン風カクテルにアレンジしたり、氷が溶けていく中で味わいの変化を感じるロックで楽しめるというのも、酒に精通し楽しみ方を熟知している須田代表らしい提案だ。
華やかで優美なハイブリッドSAKE「Cigale d’hiver ~冬の蝉」は、12月24・25日にホテルオークラ新潟で開催されるクリスマスディナーで初お披露目となることが決定している。ディナーのタイトルは「L’ESPOIR -希望-!」。コロナ禍で鬱々としていた日常から未来に向けての特別な夜となるこのクリスマスディナーはすでに満席。この日「冬の蝉」は、厳選されたドリンクメニューのひとつとして採用され、アーティストによる音楽とシェフ渾身のフルコースとともに特別な夜に華を添えることとなる。これについて須田代表は「ホテルオークラ新潟様のクリスマスディナーで使っていただくことになり大変光栄です。新潟県産食材を取り入れたフルコースを引き立てるスペシャルドリンクとして、冬の蝉もお客様に喜んでいただけると確信しています」と自信をのぞかせた。
「Cigale d’hiver ~冬の蝉」はアルコール分14.5%。720mlで1本5,500円(税込)。
今年完成した初回醸造分は数量300本の限定で、2022年1月から事前予約を開始する。
予約・問い合わせ、同社の取り組みなどについては同社HP
https://peraichi.com/landing_pages/view/n-force/で確認を。
本記事は合同会社N-Forceの提供によるものです