デンカ株式会社(東京都)がインフラ事業における国内営業拠点を再編、青海工場(新潟県糸魚川市)近隣にインフラ事業営業拠点を新設
デンカ株式会社(東京都)は来年4月1日付で、エラストマー・インフラソリューション部門(インフラ事業)における国内営業拠点を再編することを決定したと発表した。再編より、インフラ事業の収益性改善を図るとともに、スペシャリティー化を加速していく。
具体的には、製販の連携強化を通じた一層の顧客密着型の組織体制構築による顧客満足度の向上を目的に、青海工場(新潟県糸魚川市)近隣にインフラ事業営業拠点を新設し、この拠点に本社セメント部の営業機能を移管するとともに、新潟支店、北陸支店、長野営業所、群馬営業所、秋田営業所の計5拠点を、この拠点に統合する。
また西日本地区の4営業拠点(大阪支店、福岡支店、四国営業所、広島営業所)を、大阪支店、福岡支店の2拠点に統合する。
さらに、スペシャリティー事業(*)への人財シフトを加速するとともに、テレワークや新幹線通勤などの多様な働き方を認め、社員が場所を問わずもっとも効率的な働き方を選択できる機会を提供し、個々人がやりがいを感じながら最大限の能力を発揮できる環境を構築していく。
(*)スペシャリティー事業とは、ESG の取り組みに整合し、独自性と高付加価値を兼ね備え、外部環境に左右されにくくトップクラスのシェアを有する事業ならびに近い将来にそれを実現する可能性を有する事業。