新潟総合テレビ(新潟市中央区)などが参加する越後幕府評定委員会がオリジナルご当地マンガ「越後幕府」の無料連載をLINEマンガでスタート
新潟総合テレビ(新潟市中央区、NST)などが参加する越後幕府評定委員会は新潟市出身の漫画家、日野杏寿さんのコミカライズによるオリジナルご当地マンガ「越後幕府」の無料連載をLINEマンガで31日からスタートするほか、今後は新潟県内の地上波でのアニメ作品化も予定している。
マンガ「越後幕府」の舞台は新潟県で、越後の龍・上杉謙信が天下統一を成し、越後を首都に定め幕府を開いたという設定。戦国時代から約400年続く、現在も第20代将軍上杉謙信が統治しているというフィクションで、作品には実在する新潟県内の施設や観光地、特産品なども次々と登場する。
今後展開予定のアニメ作品では、映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」で魘夢(えんむ)役を演じた新潟市出身の声優、平川大輔さんが第20代将軍上杉謙信役を務めるという。
越後幕府評定委員会には、NSTのほかに、日野さんやアニメ作品を多数手掛ける勝鬨スタジオ(東京都)が参加しており、新潟を舞台にした同作品を通じて新潟の魅力を広く伝えていくとしている。
日野さんは、2016年にコミカライズ「バチカン奇跡調査官」で漫画家デビュー。その後、オリジナル作品「BLACK BABYLON-ブラック・バビロン-」を連載し、現在はマンガUP!でコミカライズ「没落令嬢の異国結婚録」を連載中。今年8月にはジャンプ+にて「五次請けの殺し屋」発表したほか、ゲームのキャラクターデザインなども多数手がけている。