日経MJフォーラム「営業変革を成功に導く『営業支援システム』活用法」が新潟市で開催
営業活動の情報を可視化・分析することで、営業の生産性を向上させる
18日、日本経済新聞が主催する日経MJフォーラム「営業変革を成功に導く『営業支援システム』活用法」が、朱鷺メッセで開催された。
フォーラムのテーマは、「営業の生産性の向上」。このために営業活動の情報を可視化・分析する先進的なソリューションを活用する方法について、4名の登壇者が講演を行った。講演の要点は、それぞれ次の通り。
・営業変革を成功に導くために大切なこと~営業支援システム導入前の‟プロセス見える化”~(株式会社フリクレア・代表取締役 山田和裕氏)
【要点】
時間の使い方が間違っていることが多い営業では、営業プロセスを見える化することで生産性は大きく向上する。
・事例から学ぶSFA導入時の3つの着眼点(株式会社セールスフォース・ドットコム・セールスディベロップメント本部執行役員本部長 伊藤靖氏)
【要点】
SFA(営業支援システム)の導入は、営業において多大な労力をかけていた会議などのプロセスを大幅に短縮する。
・新時代、ビジネス版LINE、ビジネス版Facebookが切り開く、新しい企業内チャット&SNS活用時代(株式会社サテライトオフィス・代表取締役社長 原口豊氏)
【要点】
日本で普及したLINEおよびLINE WORKS(ビジネス版LINE)における、営業の活用法とその注意点。
・営業支援システム活用に向けて考えておかなければならないこととABMの実践(パーソナルラーニング株式会社・ソリューション事業本部コンサルティング1部シニアコンサルタント 河村亨氏)
【要点】
複雑化した日本企業の営業形態と、それを解決するABM(Account Based Marketing)の実践方法。
なお、セールスフォース・ドットコムの講演では、同社が販売するSFAであるSalesforceを活用し、営業生産性を大きく向上させた株式会社淵本鋼機(長岡市)の淵本友隆代表取締役が登壇。淵本鋼機は数多くの業界に顧客を持つ機械工具の専門商社だが、Salesforceの導入によって会議が不要となったことから、それに付随する資料作成などの時間も全く不要に。その結果、売上増を達成したとのことだ。