リベラル新潟が花角英世新潟県知事に令和2年度予算に関する要望書を提出
新潟県議会の会派であるリベラル新潟(共同代表:片野猛氏、秋山三枝子氏)に所属する新潟県議会議員は20日、新潟県庁内で花角英世新潟県知事と会談し、令和2年度予算に関する要望書を提出した。リベラル新潟は今年5月に会派を結成。予算に関する要望書の提出は今回が初となる。
この日は、リベラル新潟の共同代表を務める秋山三枝子議員が、会派を代表して花角知事に来年度の予算に関して、「県民主体の県政確立との会派の基本理念に基づき、4点を要望します」と述べ要望を説明。具体的には、県財政健全化に向けた施策の推進をはじめ、人口減少に対する実効性のある施策推進、環境保全と経済成長の両立に向けた施策推進、原発ゼロを見据えた再生可能エネルギー関係施策の推進の4点だ。
このうち、新潟県の財政健全化については、リベラル新潟の幹事長を務める重川隆広議員からも花角知事に対し、「県の財政再建はようやくスタート地点にたどり着いたところにある。知事には再建に向けて、思い切って進めていただきたい。また、決して縮み思考になることなく、しっかりと時間をかけ、県民に夢を与えるよう各施策を実行いただきたい」と要望を伝達。
このほか、リベラル新潟所属の議員からは、県央基幹病院の早期開院や上越地域の観光客誘致、村上市等の畜産クラスター事業の要件緩和による中小農家の規模拡大支援、新潟市越前浜にある青少年研修センター跡地等の有効利活用、一級河川である貝食川の改修事業の早期完了などに関する要望が出された。