新潟県阿賀野市内の事業者が、観光拠点周遊と農作物配送の機能を持った「貨客混載」バスの実証運行を25日にスタート
新潟県阿賀野市内の事業者で構成する、あがのバスwithやさいバス運営事務局(事務局:サントピアワールド株式会社内)は25日から来年1月31日までの金・土・日曜日(一部運休)に、観光庁の「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」を活用し、観光拠点周遊と農作物配送を行う貨客混載のバス「あがのバスwithやさいバス」の実証運行を行う。
周遊バスで、市内の観光拠点・施設であるY&Yガーデン、サントピアワールド、長生館、スワンレイクレストラン五十嵐邸、瓢湖、旦飯野神社、瓦テラスを結ぶ。複数の観光拠点に立ち寄りやすくすることで観光拠点の認知度向上につなげていきたいという。1日乗り放題で、ウェブサイトからデジタルチケットを購入できる。なおチケットは温泉&うなぎ&地ビールプラン(5,500円)、親子で温泉プラン(3,000円)などがある。
また、バスには、その日に収穫された地元の野菜や加工品を乗せて生産者と購買者をつなぐ「共同配送システム」の機能も持たせ、地産地消や輸送コストの削減も推進していく。生産者の負担は販売手数料(15%)のみで、購入者も仕入れコストが削減できるという(地域内の送料は1箱385円)。
受け取り可能なバス停の確認、注文はサイトから行うことができる。
参加事業所は、サントピアワールド、株式会社長生館、株式会社つかさコーポレーション、株式会社天朝閣(レストランスワンレイク)、有限会社ヤスダヨーグルト、泉観光バス株式会社。