クリスマスマーケット@県庁の森が21日、新潟県庁敷地内で開催
8月に県庁若手有志が開催した県庁前ナイトマルシェに続いて、クリスマスマーケット@県庁の森が21日午後3時から午後7時まで、新潟県庁敷地内の県庁の森で開催された。会場では、新潟県のアウトドアメーカーであるスノーピーク提供のランタンのほか、様々なイルミネーションに光が灯り、クリスマスムードを演出した。
さらに、ソーセージやカレー、お茶漬けなど温かい食事を提供するキッチンカーや、クリスマスギフトを販売する物販のほか、クリスマスリースを手作りする体験型店舗などが出店。多くの家族連れで賑わった。
今回のイベントも、前回のナイトマルシェ同様、県庁職員の若手有志と民間事業者が協力して開催。民間事業者が利益を上げつつ、県民が気軽にでき、税収にもつながる「3方良し」を作り出すことが目的だが、イベント開催の背景には、新潟県の税収減や行政不動産の維持管理費用の増大といった課題がある。
県庁職員は、「県の予算を使わなくても、公共スペースを用いて持続可能なイベントが開催できると、多くの方に知ってほしい。また、今回、思っていたよりも多くの家族連れの皆さんが来てくれて本当に嬉しく思っています。地域のお子さん達に楽しんでもらい、新潟という町での思い出を作ってほしい」と語る。今後、このイベントをモデルケースとした、県内の市町村への波及が期待される。
また、イベントに訪れた家族連れは「クリスマスマーケットには前々から行きたいと思っていて、県庁でも開催されると知って来ました。身近に家族で楽しめるイベントがあるととても嬉しいです」と感想を述べた。