新潟県町村会が25日、花角英世新潟県知事に令和2年度予算・施策に対する要望書を提出
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花角氏に要望書を提出する新潟県町村会
新潟県町村会は25日、新潟県庁内で新潟県知事の花角英世氏に、令和2年度県予算・施策に対する要望書を提出した。
要望書は、出雲崎町長で新潟県町村会長の小林則幸氏が代表として花角氏に提出。小林氏は、最重要課題として人口減少対策の推進や地域医療体制の整備、交通インフラの確保の3点を取り上げ、「県の財政が厳しい状況にあることは承知している。県の指針をしっかり受け止め、県と町村が連携を取ってアイディアを出しながら、影響をできるだけ最小限に留めたい」と述べ、町村が直面する課題への理解を求めた。
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会見の様子
これに対し、花角氏は「これまでも個別の機会はあったが、この度、町村会として小林会長からいただいた3つのテーマはいずれも重要な課題と認識している。しっかりと意見交換しながら、一歩でも前に進めていきたい」と理解を示した。
会見後に取材に応じた小林氏は、今回の会見について、「県の財政状況に鑑み、影響を最小限にするためには、県と町村の相互理解が不可欠。この意味で、花角氏はしっかりと我々の期待を受け止め、取り組んでくれている」と述べた。