「燈の守り人」製作委員会プロデューサーの柴田英知氏が新潟県糸魚川市の米田徹市長を表敬訪問
全国灯台文化価値創造フォーラム(東京都)が展開する「燈の守り人」製作委員会プロデューサーの柴田英知氏が、キャラクター化の対象となる「能生港灯台」が立地する新潟県糸魚川市の米田徹市長をこのほど表敬訪問した。
全国灯台文化価値創造フォーラムは、全国の灯台の魅力をオリジナルストーリーとして磨き上げ、キャラクター化するオリジナル・エンターテインメント「燈の守り人」プロジェクトを推進している。
日本における西洋式灯台の歴史は約150年前にさかのぼり、現在3,000基をこえる灯台が存在するが、GPSやレーダーの普及に伴い、各地でその役目を終えつつあるという。「燈の守り人」プロジェクトでは、各地の灯台の魅力をオリジナルストーリーでエンタメ化することにより、これまでの灯台ファンはもちろんのこと、さらに広い層にその魅力を届け、 灯台に足を運ぶ人を増やし、地域の海洋資源として、灯台に光を当てることを狙っている。
米田市長は、「能生港灯台に向かう橋の欄干の赤と能生港灯台の白、さらには岩、松、空の色も基調としたキャラクターを作っていただきありがたい。地元の方々にも広く活用できる仕組みも嬉しい。また、以前より交流の拡大を図るため施策を考えていたので是非活用したい。プロジェクトの全国ネットワークがあることで、それぞれの灯台を巡って違いなどを楽しめると思う。実際に灯台に訪れたいと思う人が増えるのではないかと期待している。地元(旧能生町)の祭りとの連携など、さらに海に関心をもって貰える様な企画を考えたい」とのコメントを発表。
一方、柴田プロデューサーは「今年度認定灯台の中で唯一赤を基調にデザインした。中性的なキャラクターは可愛らしい能生港灯台をイメージしている。灯台のキャラクター化は日本が得意とする取り組みだと思っている。これからはインバウンドも視野に入れた施策も行っていきたい。 地域の様々な用途でキャラクターを活用してほしい。 糸魚川市民に愛されるキャラクターになったら嬉しい」とのコメントを発表した。