年の瀬を迎え、多くの買い物客でにぎわう「ぷらっと本町」(新潟市中央区)
年の瀬を迎え、新潟市中央区のぷらっと本町(本町6商店街)では、多くの買い物客でにぎわっていた。
本町通には、生鮮食品や青物を販売する店が軒を連ねており、鮮魚店が軒先で串刺しにして焼いている魚などは商店街の名物となっていた。また、バロンハヤカワ、イトーヨカ堂丸大新潟店など馴染みのある店も多い。しかし、少子高齢化や郊外の発展などにより本町を含む中心市街地の衰退し続けていたところに、新潟市中心部の基幹交通システム「BRT」がスタートした当初、本町に快速が停車しない「本町スルー」の問題が浮上、客足の減少が指摘されていた。
そうしたなか、本町直品センターに向かいにある「洋服のイムラ」が昨年7月に撤退。さらに今年に入り、パチンコ玉三郎、本町食品センターなど相次いで閉店し、さらなる衰退が不安視されていたが、年末の30日は賑わいを見せていた。
今年8月31日に69年の歴史に幕を閉じた商業施設「本町食品センター」の店舗には、マツモトキヨシ本町通店が開店していた(2019年8月31日撮影)。
今年閉店したパチンコ玉三郎があった場所。なお中央区堀之内で、パチンコ玉三郎の大型店の建設工事が進んでいる。
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