新潟県内の神社で初詣に向けた準備が進む
新潟県内の神社では初詣に向けた準備が進んでいる。パワースポットとして知られる旦飯野神社(阿賀野市)、髙龍神社(長岡市)でも参拝者を迎える準備が進められていた。
第15代の応神天皇を祀る阿賀野市の旦飯野神社(あさいいのじんじゃ)は、かつて山浦八幡宮と称していた。多くの人がブロブの中で、「パワースポットであった」と書いているほか、県内だけでなく県外からの参拝者も多い。
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(上写真4枚)旦飯野神社(阿賀野市)。境内にテントなどが設営されていたほか、写真にはないが臨時駐車場が設けられていた(31日午後撮影)
一方、高龍神社は商売繁盛の神様として知られ、全国各地から参拝者が絶えない。
約600年前の南北朝時代に、楠正成の子である正儀朝臣の家臣御子で南朝の武将、高野木(コウノギ)民部永張が、五泉市にある善光寺に向かう途中で、この地に迷い込み、生死の境をさまよった。そんななか、夢枕に丹生川上大神の分身の高龍と名乗る老翁が現れ、高野木に白色の泉水(蓬平温泉)の場所を告げた。
高野木は、その白泉で傷を癒し、無事に善光寺に行くことができた。この話を聞いた地元の人たちが、高龍大神の小祠を建てたのが同神社の始まりという。
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(上写真3枚)髙龍神社(31日昼ごろ撮影)
旦飯野神社
髙龍神社