花角知事が職員を前に年頭のあいさつ
「新しい分野に挑戦する新潟の経済環境を作っていきたい」
仕事始めの6日、新潟県の花角英世知事は、約250人の職員を前に年頭のあいさつを行い、「防災・減災対策」、「国内外への新潟の魅力発信」、「起業・創業」「暮らしやすい新潟(医療の体制、健康寿命の延伸など)」、「財政問題」について語った。
昨年末の記者会見で「2020年は『挑』の1年としたい」と話していた花角知事は、起業・創業について、「昨年、起業家が集まる、あるいは起業家を育成するスタートアップ拠点が立ち上がった。また農業においても米づくりに加えて、経営の幅を広げる園芸の取り組んでほしいことから、園芸振興基本戦略をつくった。新しい分野に挑戦する新潟の経済環境を作っていきたい」と語っていた。
財政問題については、「有識者の皆さんの力を借りて、新潟県行財政改革行動計画を策定した。今年はこの計画に従って確実に財政改革を進めていかなくてはならない。ただ、けっして後ろ向き、縮み志向にならずに、これまで積み上げてきた政策・事業をより効果的、効率的にするよいチャンスであると考えて、前向きな創意工夫をお願いしたい」などと語っていた。