「新潟県クラウドファンディングを活用した地域づくり活動資金調達事業」で、新たに2つが目標達成

昨年末、「越後与板打刃物伝承会」と「むらかみ町家再生プロジェクト」で目標金額達成

「新潟県クラウドファンディングを活用した地域づくり活動資金調達事業」を行っている新潟県は、同事業の中で行われている「越後与板打刃物伝承会」と「むらかみ町家再生プロジェクト」の2つのプロジェクトの寄附額が、目標金額に到達したことを7日、発表した。

同事業は、県内の地域づくり団体等が、その活動のための資金調達をふるさと納税型クラウドファンディングによって行うにあたり、県が補助やアドバイスなどを通じた支援を実施しているもの。住民主体の地域づくり活動を促進する目的で行われている。

「ふるさと納税を活用した地域づくり活動資金調達事業」の仕組み(県が発表した事業概要による)

支援を受けるのに必要な事業要件は、「地域の特性を活かし、地域ニーズを反映し地域の課題を解決するために取り組む事業」で、今年度は5つのプロジェクトが5月に選定されていた。それぞれのプロジェクトは6月以降にクラウドファンディングを実施し、昨年12月29日に「越後与板打刃物伝承会」と「むらかみ町家再生プロジェクト」が寄附金の目標金額を達成。達成したのは11月の「上越市藤尾集落」のプロジェクトに続き、これで3つとなった。

「越後与板打刃物伝承会」と「むらかみ町家再生プロジェクト」の概要については、次の通り。

報道資料による

7日に発表があった2つのプロジェクトが寄附額の目標金額を達成したことで、現在、県の同事業において実施中のプロジェクトは、「小千谷市若栃集落~古民家民宿「おっこの木」おもてなしプロジェクト」(小千谷市)、および「チーム黒塀プロジェクト」(村上市)の2つとなった。

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