紙風船づくり“生産量日本一”の新潟県出雲崎町が「オリジナル紙風船デザインコンテスト」を開催
入賞者には賞金、商品券、特産品合わせて最大5万円分の賞品を贈呈
良寛様と夕日の町で知られる新潟県出雲崎町は、1919年(大正8年)に開始した特産の紙風船制作が100周年を迎えたことを記念し、「オリジナル紙風船デザインコンテスト」を開催している。また2月には、旬の味覚をお得に楽しめる美食イベントも開催する。
古くは徳川幕府の直轄地(天領)、佐渡金銀の荷揚げなど、北国街道の宿場町として栄えた出雲崎町の海岸地区では漁業が盛んで、海が荒れる冬場の漁業に変わる仕事、また漁師の妻の手仕事として、紙風船づくりが始まり、貴重な冬場の収入源だった。この紙風船づくりは出雲崎町の伝統的な産業へと育ち、現在でも、国内生産量トップを誇る。
紙風船作りが始まってから100周年を迎える記念に、オリジナル紙風船のコンテストを開催する。入賞者には、賞金、商品券、特産品合わせて最大5万円分の賞品のほか、特別賞としてオリジナルデザインの商品化など、豪華なプレゼントを用意している。応募期間は3月31日まで。
応募方法は、商品取り扱い店舗、もしくは「越後出雲崎天領の里」から、コンテスト用紙風船を取り寄せで購入し、オリジナル風船を製作。セットの応募用封筒にて応募する。「越後出雲崎天領の里」の出雲崎時代館の紙風船体験コーナーで作った作品も応募できる。
【賞品】
■得票賞
第1位/賞金2万円・出雲崎町観光協会商品券2万円分・特産品1万円相当
第2位/出雲崎町観光協会商品券2万円分・特産品5000円相当
第3位/出雲崎町観光協会商品券1万円分・特産品5000円相当
■特別賞
観光協会長賞/出雲崎町観光協会商品券1万円分
磯野紙風船賞/賞金1万円&デザインの商品化
(※著作権・使用権は株式会社磯野紙風船製造所に帰属)
天領の里賞/特産品1万円相当
「バスで巡る出雲崎満喫ラリー」も開催
出雲崎町は紙風船だけでなく、かつて「越後の喰い倒れ」と呼ばれたほどの食文化があることも魅力という。その美食を“お得”に味わえるイベント『バスで巡る出雲崎満喫ラリー』を2月15日に開催する。町内の飲食店をバスでめぐり、1コース2店舗、合計4品の出雲崎産食材を使った料理や酒を“一人2500円”で楽しめる。全6コース。
シャトルバスの運行や、マイクロバスによる各店舗間の移動のサポートがあるので、天候を気にせず安心して料理や酒を楽しむことができる。
参加申込みは1月14日午前9時から受け付ける。
【イベント概要】
日時/2月15日(土)12:00~14:00
場所/出雲崎町内の対象店舗6店
HP/https://www.izumozaki.net/
申込み/出雲崎美食街めぐり実行委員会(0258-78-2291)
【提供料理一例】※クリックすると写真が表示されます。
・鯛のソテークリームチーズソースかけ
・白身魚の海鮮サラダ
・鱈の白子の天ぷら
・たら汁