妙高ツーリズムマネジメント(新潟県妙高市)が着地型旅行商品を拡販。IT企業に売り込みへ
一般社団法人妙高ツーリズムマネジメント(妙高市、古川征夫理事長)は、従来展開してきた国内向けの着地型旅行商品「クアオルト」の拡販に乗り出す。同法人は第三種旅行業の免許を持つ。現在、法人向けが好評なことから、提供先を拡大し、将来的には収益柱へと育成する方針だ。
クアオルトとは、ドイツ語で健康保養地を意味し、ドイツでは温泉や気候、海などの自然の力を活用し、病気の予防や治療をする地域を指す。妙高市は、ドイツ南部の高原・山岳地域に類似した気候要素を持っていると言われている。
同法人は、3年前から損保ジャパンのグループ企業、ひまわり生命の従業員向けに「クアオルト」を提供してきたが、好評なことから、今年から座り仕事が多く、パソコン操作の時間が長いIT企業などを中心に売り込んでいく。
具体的には、森林セラピーとしてのトレッキング、温泉プールでの水中運動、旅館での健康食、温泉の入浴などで、一泊二日のコース。20人程度で売り込む。現在、妙高ノートのホームページなどで告知している。