新潟市中央区、西区、江南区で計15人の新型コロナウイルス感染症患者、新たに市内飲食店での集団感染を確認

新潟市保健衛生部の野島晶子部長

新潟市は6日、中央区、西区、江南区で市内3681例目から3695例目となる新型コロナウイルス感染症患者が計15人確認されたと発表した。

新規感染者15人の内訳は、西区で7人、中央区で5人、江南区で3人。感染経路がわかっていない患者は2人で、また、中等症の患者が1人確認されている。

本日、深夜営業で酒類を提供する市内飲食店(音楽やダンスのイベントが伴う、クラブやライブハウスなどの形態)での集団感染が確認された。現時点で関連の患者は、市内9人(6日判明が6人、5日判明が3人)と県内のほか市町村で3人の計12人で、利用者、出演者、スタッフを合わせた約100人を対象に検査を行っている途中である。

同店では12月31日と1月2日にイベントを開催していたが、参加者は氏名や連絡先などを店に提出しており、今後市では店からの情報提供や利用者への聞き取りも元に検査を行っていくという。

また、これまでに確認されていた保育施設関連の集団感染では本日新たな患者はいなかったものの、既存の患者で1人の関連が判明した。これにより、同集団感染の患者数は計54人となった。

本日は帰省者からの感染と思われる家族内感染も確認されており、新潟市保健衛生部の野島晶子部長は「年末年始の人の移動に関連する患者が確認されている。県外への往来があった人で、もし体調に不良を感じたらすぐに医療機関に受診していただきたい」と話し、そのほかの市民へも、手指の消毒など基本的な感染対策の再徹底を呼びかけた。

本日の新規患者の概要は下記の通り。

3681例目は江南区在住で会社員の20歳代女性。現時点で感染経路は不明。

3682例目は中央区在住で会社員の30歳代女性。前述の飲食店関連の患者。

3683例目は西区在住で会社員の40歳代男性。現時点で感染経路は不明。

3684例目から3687例目までの4人は同居の家族で、西区在住20歳代から80歳代男女。県外から帰省して、のちに陽性が判明した人の濃厚接触者となる。

3688例目は江南区在住で自営業の30歳代男性。県外への往来が確認されている。

3689例目は中央区在住で会社員の50歳代女性。県外への往来が確認されている。

3690例目は中央区在住で会社員の20歳代女性。前述の飲食店関連の患者。

3691例目は江南区在住で会社員の40歳代男性。前述の飲食店関連の患者。

3692例目は西区在住で会社員の30歳代女性。前述の飲食店関連の患者。

3693例目は西区在住で会社員の40歳代女性。前述の飲食店関連の患者。

3694例目は中央区在住で会社員の20歳代男性。経路は明確ではないが、県外の友人との接触が確認されている。

3695例目は中央区在住で医療機関職員の40歳代女性。前述の飲食店関連の患者。

 

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