NEXCO東日本が全線開通20周年を迎えた上信越自動車道の整備効果を公表
東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)は17日、昨年10月に全線開通20周年を迎えた上信越自動車道の整備効果を公表した。
それによると、上信越道経由で新潟県の上越エリアの観光スポットに訪れる人が増加した効果もあり、高田城百万人観桜会の来場者は約1.6倍に増えたほか、新潟県外から県内の海水浴場やスキー場に多くの人が訪れた。
また、新井スマートICの整備などで、新潟県屈指の人気スポットである「道の駅あらい」の賑わいづくり貢献した。なお、道の駅あらいでは、さらなる機能強化を図るため、農業振興施設などの整備が進められている(令和2年度完成予定)。
このほか、平成16年10月に発生した中越地震では、一部通行止めとなった関越道の代替道路として機能を発揮した。
NEXCO東日本 上信越道が災害時の生活を支援(PDF)
なお、上信越道は昨年12月に信濃町IC~上越JCTの全線が4車線となり、さらに利便性が向上している。