新潟県長岡市で小学生対象のオリンピック選手らによる水泳教室が開催される


小学生を対象にした新潟県内ゆかりのオリンピック選手らによる水泳教室が10日、新潟県長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで開催された。

第19回FINA世界水泳選手権2022福岡大会組織委員会の主催。同委員会は今年5月、21年ぶりに福岡市で開催される「第19回FINA世界水泳選手権2022福岡大会」に向けて、水泳競技のトップアスリートと子どもたちの交流イベントを昨年12月から全国各地で実施している。交流イベントは今後、名古屋市、大阪府、東京都などの全国7か所を予定している。

この日は、競泳の佐藤綾さん(元競泳日本代表)、東京五輪出場の水沼尚輝選手(新潟医療福祉大学職員)、水球でリオデジャネイロ五輪、東京五輪出場の志水祐介選手(ブルボンウォーターポロクラブ柏崎)、リオデジャネイロ五輪、東京五輪出場の棚村克行選手(ブルボンウォーターポロクラブ柏崎)の4人が来場し、長岡市内の水泳を習っている小学生約30人に水泳の技術を指導した。

子どもたちは、佐藤さんから「息継ぎは大きく顔を上げないで、腕に耳を付けるようにするといい」などとクロールの息継ぎの方法を伝授されていた。

トークセッション終了後は、アスリートと参加した子どもたち全員が世界水泳に出場する選手への応援メッセージを横断幕に記入。子どもたちからは「日本の思いを背負って頑張れ」や「最後まであきらめないで」などの応援メッセージが多く書かれていた。横断幕は5月の本大会の会場に実際に掲出される。

今年の世界水泳に向けて、水沼選手は「まずは代表になれるよう精一杯頑張る。そして、代表に選ばれたらぜひテレビの前で応援してほしい。今年の世界水泳では、自分の納得のいくパフォーマンスをして日本のメダル獲得に貢献したい」と意気込みを語った。

志水選手は「2001年に福岡で行われた世界水泳で初めて水球を見て、水球選手としてオリンピックを目指したいと思うようになった。世界水泳ではぜひ水球にも注目してほしい。そして皆さんも、水泳に限らず色々なことに挑戦してがんばってほしい」と子どもたちへエールを送っていた。

アスリートと参加者で記念写真を撮った

小学生対象の水球教室

横断幕へメッセージを書き込む小学生

取材に答える佐藤綾さん(左)と水沼尚輝選手(右)

取材に答える棚村克行選手(左)と志水祐介選手(右)

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