新潟市内8区で計129人の新型コロナウイルス感染症患者、県内他市町村と合計で220人が新たに感染

新潟市保健衛生部の野島晶子部長

新潟市は13日、市内8区で新型コロナウイルス感染症患者が計129人確認されたと発表した。新潟県が発表する、新潟市以外の市町村での患者91人と合計で、13日の県内の新規患者は220人となった。

129人の内訳は、中央区で38人、東区で30人、西区で24人、江南区で11人、秋葉区で8人、南区で7人、西蒲区で6人、北区で5人。症状は無症状が12人で、軽症が117人で中等症や重症の患者はいない。

また、既存患者の濃厚接触者の患者は37人で、県外往来があった人は18人。現時点で感染経路の分かっていない人は74人となっている。

一方で、新しく判明した集団感染はない。すでに確認されている医療機関関連の集団感染では、入院患者や家族、職員で4人が感染し、合計37人となった。また、飲食店関連では、家族や友人など2次感染で5人増加し、合計69人となった。

また新潟市は、市企画政策課の職員1人と、市立学校園の教職員2人の感染を発表。企画政策課の職員は、不特定多数の人に接する業務ではなく、また8日から出勤していないことから職場内に濃厚接触者はいないという。

新潟市保健衛生部の野島晶子部長は「県の傾向を見ると、市内でもオミクロン株の置きかわりが進んでいる。オミクロン株は今月はじめに県外から持ち込まれたが、現在はそこからの広がりがすでに始まっていると思われる」と話した。

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