国交省が重点「道の駅」などを公表。道の駅「庭園の郷 保内」、道の駅「ながおか花火館」が選定される

道の駅「ながおか花火館」のイメージ(国交省資料より)

国土交通省は24日、令和元年度“重点「道の駅」”を公表した。

道の駅は、地方創生を実現していく有力な手段であり、国交省では、関係機関と連携して、地方創生の核となる特に優れた企画を選定し、重点的に応援する取り組みを行っている。

令和元年度は、地方創生や地域活性化の拠点の形成などを目指した「道の駅」の新たな設置、またはリニューアルなどの企画提案を募集したところ、全国で30件の応募があった。このなかから有識者などの意見を踏まえ、重点「道の駅」、重点「道の駅」候補をそれぞれ15か所選定した。ハード整備のための予算を重点配分していくほか、ワンストップで相談できる体制を構築するなどソフト面からも支援していく。

北陸地方整備局管内からは、重点「道の駅」に、道の駅「庭園の郷 保内」(新潟県三条市)、重点「道の駅」候補に、道の駅「ながおか花火館」(新潟県長岡市)が選ばれた。

庭園の郷 保内では、
・「子育て世代応援事業の強化」(子育てセミナー、親子参加イベント、液体ミルク・紙おむつの販売など)
・「子育て世代の女性を中心に安心して子供と楽しく過ごせる場の提供」(授乳室やトイレ内ベビーチェアの設置など)
・「保内の産業×子供」(県内外から高評価を受けている造園技術などを活かした遊び場の整備)
・「インバウンド観光客の強化」(外国人案内所機能強化、地場産品のPR・販売、植木関連商品の開発・販売など)
を提案した。

一方、道の駅「ながおか花火館」は現在建設中で、来年度にオープンする予定。「長岡花火」の魅力などを通年で発信する「花火ミュージアム」を設置するほか、地場産食品を使った飲食の提供、デジタルサイネージを活用した地域観光情報の提供などを行っていく。また、災害発生時の道路利用者の一時避難場所や、隣接する防災ヘリポートとの連携による災害発生時の防災支援拠点として活用していく。

国土交通省HP 「道の駅」/http://www.mlit.go.jp/road/Michi-no-Eki/index.html

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