新潟市中央区居住の60歳代女性が医療費の還付金詐欺の被害に遭い98万5,000円を騙し取られる
新潟警察署(新潟市中央区)は14日までに還付金詐欺被害の届出を受理した。
被害者は中央区居住の60歳代女性。12日11時30分ころ、女性の自宅に市役所保健課職員を名乗る男から、「医療費の還付金があります。受け取るには申請手続きが必要なので、ATMに行き、サポートコールセンターに電話してください」などと電話があった。
女性は中央区内の商業施設駐車場のATMに行き、サポートコールセンターに電話をかけて、指示されたとおりに自身のキャッシュカードをATMに挿入し、画面のボタンを操作して還付金申請をしたところ、他人名義の預貯金口座に98万5,000円を送金したことがわかり、騙されたことに気づいた。
電話はすでに繋がらない状態になっているという。
同署では、「還付金の手続き案内は封書を使うもので、還付金手続きの案内電話があった場合、詐欺であると疑ってほしい」と話していた。