新潟県内で越後姫の出荷が始まる

樋口隆二さん。越後姫のほか、ネギ(5反弱)、米(20反)を生産している

新潟県内で越後姫の出荷が始まっている。越後姫は、平成8年に生まれた新潟ブランドのいちご。大粒の品種で、甘く、果肉が柔らかいのが特徴(ただ、その分、輸送が大変と言う課題もあるようだ)。1月から6月下旬にかけて、一番果(一番最初になるいちご)から5番果まで順次出荷されていく。出荷量のピークは4月以降で、新潟では現在、一番果もしくは二番果の出荷が行われている最中という。

この越後姫(ハウス4棟、1反弱)を20年近くにわたり栽培している新潟市西区の樋口隆二さんも今月20日頃から、JA新潟みらいが運営する直売所「いっぺこ~と」(新潟市西区)での販売を始めた。「今年は暖冬のおかげで色づきがよい」。まもなく出荷を迎える越後姫を前に、笑顔でこう話していた。

なお、20日ごろの一番果の出荷は少し遅めともいえるが、樋口さんによると、早く一番果を出荷すると、一番果と二番果の出荷の間隔があいてしまうことから、連続的に出荷を行えるよう、一番果の出荷をあえて遅くしているのだとか。

一方、いっぺこ~とでは2月8日~9日に、2018年と19年のいちごフェアーでの人気品種を厳選して販売する「いちごフェアー」が開催される。越後姫、あまおう、バインベリー、淡雪などが販売されるほか、昨年好評だった各種盛り合わせセットも販売される予定。

(上写真3枚)樋口さんのハウスにて

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