新潟市内8区で計156人の新型コロナウイルス感染症患者、県内他市町村と合計で284人が新たに感染
新潟市は15日、市内8区で新型コロナウイルス感染症患者が計156人確認されたと発表した。新潟県が発表する、新潟市以外の市町村での患者128人と合計で、15日の県内の新規患者は284人となった。
156人の内訳は、中央区で57人、東区で24人、西区で25人、江南区で22人、秋葉区で7人、南区で3人、西蒲区で7人、北区で8人。
年代別では、10歳未満が12人、10歳代が48人、20歳代が49人、30歳代が12人、40歳代が18人、50歳代が8人、60歳代が4人、70歳代が1人、90歳代以上が1人、調査中3人。症状は無症状が17人で、軽症が136人で中等症や重症の患者はいない(ほかに調査中が3人いる)。
既存患者の濃厚接触者の患者は58人で、県外往来があった人は27人。現時点で感染経路の分かっていない人は71人となっている。
新たに発表した集団感染として学校2校の部活関連があり、感染者数はそれぞれ21人、9人となっている。すでに確認されている集団感染では、医療機関関連で新たに1人が感染し、合計38人となった。飲食店関連では、2人増加し、合計80人となった。
一方、新潟市によると、中央区役所の職員(内部事務)が感染。1月13日から出勤しておらず、来庁者での濃厚接触者はいない。また職場での濃厚接触者については特定済みという。
また新潟市中央卸売市場によると、市中央卸売市場の場内業者の従業員1人(勤務地 は新潟市中央卸売市場内の事務所)が感染した。一般入場者と接触する業務には携わっていない。また13日から出勤しておらず、場内関係者に濃厚接触者はいないという。
場内関係箇所の消毒を行い、新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえ、市場業務を継続する。
なおこの2人は15日発表分の感染者のなかに含まれている。