中国・武漢からチャーター機(第二便)が到着。野島製作所(三条市)の合弁会社 現地責任者も搭乗
29日夜、新型コロナウイルスによる肺炎が拡大する中国・武漢市に滞在する邦人の帰国用チャーター機(第二便)が武漢市に向かい、今朝、およそ210人を乗せて東京・羽田空港に到着した。
新潟県内の企業では、輸送用機器、建築部材、電力部品製造などを製造し、武漢に合弁会社がある株式会社野島製作所(三条市)で、合弁会社の責任者が現地で自宅待機していたが、30日到着の第二便で帰国。柴澤敏行社長によれば、「これから検査するとメールで連絡あり。健康状態には特に変化は認められず」ということだった。ただ、今後2週間用意した宿泊施設で様子を見るという。
武漢にグループ企業がある日本精機株式会社(長岡市)では武漢駐在員3人うち2人が既に帰国。滞在を続けていた最後の1人も第二便で帰国する見通しが一部報道されていた。同社広報部に電話で確認すると、「まだ確認がとれていない」とのことだった。