新潟市の古町芸妓がスマホ確定申告を体験

スマホ申告を体験する古町芸妓の志穂さんと那緒さん

まもなく確定申告期間の時期を迎える。税務署の窓口では、土日や時間外でも申告書を提出することができるが、新潟の場合、この時期は寒く、外出するのが億劫になりがちなうえ、時間帯によっては混雑していて大変な思いをすることもある。

そんななか、スマホがあれば、24時間いつでもどこからでも申告できるのが「スマホ申告」。この便利さを知ってもらおうと、新潟税務署では30日、古町芸妓によるスマホ申告体験会(模擬申告)を、江戸時代中期から300年以上続く老舗料亭の行形亭(いきなりや、新潟市中央区)で開催した。

スマホ申告を体験したのは、柳都振興株式会社に所属する志穂さんと那緒さん。ふるさと納税の還付申告、医療費控除を受けるための還付申告を体験した。

スマホ申告は先述のとおり会場に足を運ぶことなく申告できる。税額は自動計算されるため計算誤りがなく、添付書類(医療費の領収書、源泉徴収票など)の提出も省略できる。また今回から、2か所以上から給与をもらっている人や、年末調整が済んでいない人でも利用できるようになったという。

5分ほどのスマホ申告を体験した2人は、「スマホに表示される文字は大きく見えやすく、説明書きもしっかりとあった」「こんな短時間でできるとは思っていなかった」などと操作が簡単であることを述べていたほか、「朝から稽古して夕方はお座敷のお仕事があり、帰ってくるのが遅かったり、毎日のスケジュールが違ったり大変ですが、そんな中でも夜中でも確定申告ができるのは便利」などと24時間申告できるメリットについても述べていた。

「こんな短時間でできるとは思っていなかった」などと感想を述べていた

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