女子ソフトボール元日本代表監督・宇津木妙子さんが村上で講演 「地域に愛されるチームづくりを」
200人前に五輪エピソードなど語り
女子ソフトボール日本代表監督として五輪2大会連続メダルを獲得した宇津木妙子さん(66)の講演会が先月25日、村上市羽ヶ榎の荒川地区公民館で開かれた。
市教育委員会と市体育協会が主催した今年度の競技スポーツ強化事業の一環で、スポーツ少年団の子どもたちや指導者、市民ら約200人が参加。「チームビルディング~〝人財〟を育て、自分が育つ~」と題し、宇津木さんがソフトボールをはじめたきっかけや学生時代の挫折経験、代表監督として2000年のシドニーで銀、04年のアテネで銅メダルを獲得した五輪のエピソードなどを紹介しながら、「勝つことだけにこだわらず、人間力を育て、地域に愛されるチームづくりを心掛けてほしい」と呼び掛けた。
村上新聞2020年2月2日号