17日から18日にかけて北陸地方の上空約5,000メートルに強い寒気が流れ込み冬型の気圧配置が強まる
国土交通省北陸地方整備局によると、17日から18日にかけて北陸地方の上空約5,000メートルには氷点下30度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まるという。その後も21日ころにかけて冬型の気圧配置が続く見込み。
このため、大雪による交通障害、高波、雪を伴った強風に注意・警戒が必要なほか、吹雪による視程障害、電線や樹木等への着雪、なだれや路面の凍結、落雷や突風にも注意が必要という。
また車の横転や立ち往生が発生するおそれもあることから、外出する場合や仕事で車を使用する場合には、最新の気象情報、道路情報を確認するとともに、チェーンの装着(携行)、広域迂回の実施などの通行ルートの見直しなど、事前の備え、リスクを避ける行動を呼びかけている。
大雪、風雪・高波の見通しについては以下の通り。
◎大雪
北陸地方では17日午後から山沿いや山地で次第に降雪が強まり、18日にかけて平地でも大雪となるところがある。寒気の程度によっては、新潟県では17日午後から18日にかけて、富山県では18日に警報級の大雪となる可能性がある。その後も21日ころにかけて降雪が続き、積雪が増えるおそれがある。
◎風雪・高波
北陸地方では、17日から18日は西または北西の風が雪を伴って強く吹くところがある。波も17日はしけとなり、18日は新潟県では大しけとなるところがある。