寺山公園・子育て交流施設「い~てらす」が新潟市東区に竣工!

子供の1時預かりにも対応

篠田昭新潟市長らによるテープカット

新潟市東区に寺山公園・子育て交流施設「い~てらす」がこのほど完成し、7日に竣工式が執り行われた。竣工した寺山公園の総面積は約4・6ha。広大な敷地に遊具やかまどベンチ5カ所などが設置されている。隣接する東総合スポーツセンターとの相互関係で「東区の健康ゾーン」となることが期待される。

公園内の子育て交流施設「い~てらす」は鉄骨造・平屋建、延べ床面積1357・79平方m。「子育て支援ゾーン」と「交流ゾーン」に分かれ、0歳児~未就学児と保護者、小学1年~3年生の児童が対象。あらかじめ登録届を提出すると開館時間内に1日最大4時間まで利用できるほか、子供の1時預かりにも対応する。

7日の竣工式はあいにくの空模様で施設内での開催となったが、多くの関係者が詰めかけた。篠田昭新潟市長は、「東区は人口推移でも、年少人口でも良い指標が出ている。この施設ができることで〝子育てするなら東区〟が定着するように、最大限利用してほしい」と祝辞の中で述べた。

寺山公園は1972年に「寺山緑地」として都市計画決定されたが、その後に地元合意が得られず、事業化は長く塩漬けになっていた。2008年に地権者から市に対して公園整備を求める要望書が出されたのを機に、協議を重ね、2013年に市が土地買収を開始。15年度から整備が進められてきた。

子育て交流施設「い~てらす」外観(上)と、「い~てらす」内の保育ルーム(下)

寺山公園

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