新潟商工会議所が「古町漫画映画オデオン」を開催
古町の旧新潟松竹、シアターNEXT1が会場
日本アニメーションの黎明期を支えた「東映動画」の名作を上映する「古町漫画映画オデオン」が、シアターNEXT1(iMEDIA 国際映像メディア専門学校実習棟)で開催される。日時は2月24日と3月15日の計2日で、主催は新潟商工会議所。
1951年に東映を設立した、新潟市西蒲区出身の大川博は、「東洋のディズニー」を目ざして56年に東映動画を設立。また設立時には、抒情画家で新発田市出身の蕗谷虹児も参加したと言われている。
今回のイベントは、そんな東映動画の名作を、識者による解説付きで放映することで、新潟が誇るアニメ・マンガに対する新しい顧客層を開拓。また旧新潟松竹であるシアターNEXT1で開催することで、古町地区のブランディングと賑わいを創出する狙いもある。「オデオン」とは、ギリシャ語で劇場と言う意味。
日時と放映される東映動画は、次の通り。
2月24日(月・祝) 14:00~16:00
タイトル/白蛇伝(1958年公開)
作品解説/石田美紀氏(新潟大学人文学部教授、新潟大学アニメ・アーカイブ研究センター共同代表)
3月15日(日) 14:00~16:00
タイトル/太陽の王子 ホルスの大冒険(1968年公開)
作品解説/石垣雅美氏(にいがた文化の記憶館 学芸員)
なお、料金は無料だが、両日とも定員は80名。申込は専用フォーム、電話、メール、FAXで受付けている(チラシ裏面に詳しい記載有。チラシ表面はこちら)。