新潟市が新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催、部活動を休止に
新潟市は20日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催した。新潟県全域が、まん延防止等重点措置の対象地域になったことに伴い、県が示した対応策を踏まえた市の対応方針について協議した。
会議後の中原八一市長の囲み取材によると、市では、飲食店の営業時間短縮などに加え、「県よりも一段高い対応を行うことを決定した」という。具体的には、県が県立学校の部活動を平日のみ90分程度とすることとしているなか、市で部活動を21日から中止にする。「学校現場の皆さん、また子どもたちには大変残念と思いますけれども、ぜひ3週間ご協力お願いしていただきたい」と中原市長は話していた。
なお、すでに全国大会、上位大会出場を決めている部活動については感染対策を万全にしたうえで参加できる余地は残しておくという。
学校開放も中止する。
感染リスクの高い市主催事業の休止・縮小も行っていく予定で、「今日の会議を踏まえて、まん延防止等重点措置の対象期間、中止すべきものがあるかどうか検討していく」(中原市長)という。
このほか、感染リスクの高い活動が行われる施設を休館する。