新潟県上越市の光ヶ原高原で雪山キャットツアーを開催
上越市の板倉区光ヶ原高原で大型雪上車(キャット)に乗って親子で雪山遊びをするツアー「HIKARIGAHARA CATTOURS」(板倉区光ヶ原高原にぎわい創出実行委員会)が3月22日開かれる。午前と午後のスケジュールがあり、定員は各12人で雨天により中止もある。申し込み締め切りは3月15日まで。
以前からプロスノーバーダーらによって15年余りの間実施してきたが、今回は板倉区光ヶ原高原にぎわい創出実行委員会の主催となり、今回が第1回目。
当日は同市板倉区のゑしんの里記念館内に集合し、大型雪上車(キャット)に乗って、雪の光ヶ原高原に向かう。現地に着き、雪でテーブルやいすを作り、ティータイムを楽しむ。また、スノーシューなどで遊ぶ。光ヶ原高原は標高800~1,100メートルに位置し、キャンプ場や宿泊施設などがある。通常、冬季期間は利用できないが、雪の光ヶ原高原も知ってほしいと企画された。
服装は帽子、手袋、サングラス(ゴーグル)、上下防寒着、長靴(スノーブーツ)、タオルなど。料金は小学生以上の親子1組が1万円(保険料込み)で、ホットドリンクとおやつがつく。子供1人で3,500円、大人1人で7,000円となる。問い合わせは冬の光ヶ原親子ツアー事務局(ゑしんの里記念館内)。
なお、ゑしんの里記念館は浄土真宗の開祖、親鸞聖人が上越市直江津の海岸に上陸し、やがて恵信尼と結婚。恵信尼が板倉区で晩年を過ごしたとされていることにまつわり、旧板倉町時代に建てられた施設。板倉区出身の佐川清佐川急便創業者が寄付している。
一般財団法人ゑしんの里観光公社の下鳥大助係長は「地元の小学生や近隣の小学生に来てもらい、景色を見てほしい。運が良ければ、動物に会えるかもしれません」と話している。
来年以降は子供向けのスキー・スノーボードツアーも検討している。