建築・リフォーム工事などを手がける有限会社笠井木材店(新潟県佐渡市)が事業を停止し事後処理を弁護士に一任
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、製材・新建材販売や建築・リフォーム工事の有限会社笠井木材店(新潟県佐渡市、資本金350万円、笠井啓子社長)は11日までに事業を停止し、事後処理を傳田真梨絵弁護士(佐渡かんぞう法律事務所、新潟県佐渡市)に一任して破産の準備に入った。負債総額は、約8,000万円。
笠井木材店は製材、新建材販売および建築工事・リフォームを手がけ、2019年3月期には1億4,652万円の売上高を計上していた。しかし、その後は市況低迷や他社との競争激化などで減収基調を余儀なくされ、2021年3月期の売上高は約7,000万円に落ち込んでいた。
また、既往から採算に恵まれない状況が続き、債務超過の状態が続いていたもので、資金繰りも限界に達し、今回の措置となった。