新潟県上越地域振興局農林振興部で、法人情報の流出事案が発生
新潟県上越地域振興局農林振興部で14日、同振興局内で12日に法人の関係資料及び職員メールアドレスが流出する事案が発生した、と発表した。流出した具体的な内容は、法人の補助事業に関する収支関係資料1件や県作成の法人指導計画書1件、職員のメードアドレス2人分だ。
この事案は、同部職員が自宅で書類をチェックするため、所属長の許可を得ずに法人の関係資料を自宅メールアドレスに送信。送信の際、ドメインを「@gmail.com」とすべきところを「@gmai.com」(エルが欠落)としたまま、別人に誤送信したことで情報が流出した。この後、職員が自宅のメールに受信がないことに気づき、発覚したというものだ。
この事案を受け、新潟県上越地域振興局農林振興部は、関係者に対し経緯の説明及び謝罪を行った。さらに、再発防止策として、情報資産を持ち出すための手続きや制限など情報セキュリティに関する教育を徹底するとともに、外部へのメール送信時には複数職員によるチェックの徹底を図るという。